2011年のメリークリスマス


111224

昨日、前に住んでた家の近所のママ友宅でクリスマス会。
6家族、大人9人子ども13人が集合。
みんな第1子が1歳の時からの付き合いだから、もう8年か。
3年生が6人。弟や妹たちも大きくなって、そりゃもうにぎやか。
我が家は途中で引っ越して6年になるけど、
こうやって年に1〜2回いつものメンツで集まっては、
たわいもない話に大笑いして、長い付き合いの仲間に甘やかされて。
今年もみんな元気に集まれてよかったなあ。

途中、ふと震災の話になり、
あの時どうしてた?等々。
会には今年初参加であたしは久々に会った地元ママのひとり。
「うちの実家は残ったんだけど、まわりはみんな流されて」
一瞬前まで笑って、しゃべってて、
その言葉も明るく言おうとしてたけど、
こわれるみたいに絶句してぽろぽろっと涙がこぼれた。

ああ、
まだこんなにも、
傷は深くて、
かさぶたにすらなってない。

あとでメールが来て、
ご実家が南相馬の海沿いで、
たくさんの大切な人を亡くしたと知った。
せっかくの楽しい席でごめんなさい、とも書いてあった。

るみちゃん、こっちこそ、ごめんね、ありがとう。
馬鹿話を続けるしか出来なかったあたしたちを、許してね。

なんにもチャラにならないけど、
なんにも元に戻らないけど、
せめて一夜のかさぶたになれと思った。
だから何?でもいいじゃないかと思った。
生まれて初めて、知らないおっさんの誕生日を心から祝った。
ちきしょう、聞いてんのかよと思いながら、祝った。

メリー・クリスマス!
メリー・クリスマス!