亀岡の事故があまりに悲しくて、おんおん泣いた。
車にも免許にも道路にも罪はなくて、
結局「人間」の問題。
よりにもよって、そこに突っ込むかよ。
神さまは時々、
こうやって報復に似た警告を放つ。
でもそのメッセージを読み取り切れない。
それもまた、「人間」だから。
などと、めり込む気持ちを振り払って、
夜、久しぶりにライブハウスへ。
若いバンドの音楽を、文字通り浴びて来た。
310BOXXと4月の南青山も見に来てくれたryoくんはまだ23歳で、デビュー前。
サポートするのは晃年くんを除いた310シノハラバンドというわけで、
久しぶりにメンバーにも会えてうれしかった。
ryoくんの力強い歌声に打たれつつ、
いやん、このバンドかっちょいい、と、客席でうひひ、うひひ。
続けて見た、MYSTRENGTH88もキュートで、
トリのRELIC ARCHIVEはVoタカハシくんの歌声がすごく魅力的だった。
短い時間で、振り絞って、カッコつけて、汗だくになって、
どこへ、とか、なんで、とか、理由はいっこもなくて、
ああそうだそうだと思いながら、ステージに駆け上がりたくなった。
愛と音楽に、年の差は、ないんです。
ややこしいとわかっていながら音楽というフィルターを通さずにいられない衝動。
混沌と対峙する野心。
あたしたちは同じ言語を持つ、ろくでなし同士。
負けないぜ。
で、
家に帰ると。
混沌と無縁の、このようにわかりやすい人生がちょとうらやましかったりもするわけで。