なんて長い一拍。
ド、と、レの間の距離。
たとえばまばたきひとつ。
たとえば生まれてから死ぬまで。
そこにある無数の音楽。
そこにある、かけがえのない、ひとりずつの物語。
この3人だから出来たこと。
一光くん、篠ちゃんありがとう。
久しぶりの映像班。ステージにはいなくても4人目のメンバー。ありがとう。画面越しの声援、ありがとう。
素晴らしいスターパインズカフェと、そこに集まってくれた素晴らしい皆さん、ありがとう。
進化、深化、劣化、退化。変化(へんか)の変化(へんげ)。
いずれ衰えゆくとしても、浄化であれ。
恐れずにいまを生きる、勇気を、どうか。
ワンマン終わって数日後に始まった息子の大学の学園祭。
息子は、暮れゆくキャンパスの野外ステージで、
多くの人が、ただ通り過ぎていく中、気持ちを書き殴るみたいな歌を、自分にぶつけるように歌ってました。
多くの人に届くためじゃない、立ち止まってしまうたったひとりのために歌うんだよ、って思いながら見てました。
そして、ああ、わたしもおんなじだ、と思った。
変われるはずもなくて、それでも、空を見る。
立ち止まってしまったあなたがいたから、歌い続けています。
ありがとう。
写真・井上新一郎
「under the open sky」
2024.11.17(日)
吉祥寺 STAR PINE’S CAFE
01.秒針のビート
02.422
03.afterglow
04.アスピリン
05.流星の日
06.月と坂道
07.冬の夜(弾き語り)
08.青(弾き語り)
09.ジレンマ
10.S
11.熱狂(未発表)
12.Fear
13.信号(未発表)
E.C
01.愛の讃歌(カバー)
02.向日葵
03.ひとり
Vo,Pf 篠原美也子
Dr 田中一光
B 篠田達也