先日アーカイブ終了した3回目のリクエストライブ。
たくさんご視聴いただきありがとうございました。
楽しんでいただけてたらいいな。いやー今回も濃かった。。。
ライブの中で紹介したので視聴した皆さんは覚えてらっしゃると思いますが、2月22日が誕生日、という方(男子)からいただいたリクエストに添えられていたメッセージ。
何年か前にお母さんを亡くされた時、親しい女性の方から、こんな言葉をかけられたそうです。
「2/22に生まれたのはね、いつでもフフフって笑ってなさいって、お母様がその日を選んで産んだのよ」
ゾロ目とか、ニャンニャンニャンの日、猫の日、というのはあっても、フフフの日、とは。
その方はお母さんに感謝して、いつか自分もあっちに行ったら答え合わせをしたいと思ってるそうです。
Nさん、お誕生日おめでとうございます。
そして、覚えていてくれて、メッセージの中にも書いてくださいましたが、今日、2月22日は父の命日。
篠原家はずっと猫を飼ってたので、母と妹と、ニャンニャンニャンの日だから忘れなくていいね!と言い合ってきたんですけど、これからは、フフフの日、も使わせていただこう!と思ってます。
父が亡くなったのは2017年。入院したらお見舞いに行ったり、通院にも時々くっついて行って一緒に先生のお話を聞いたり。最後の1年半くらいはずいぶん病院に出入りしていた。
いつでもお見舞いに行けたし(ヘビースモーカーの父は、わたしたちが行くと、一緒に中庭のすみっこでこっそり一服するのを楽しみにしていた)、父はいわゆる末期癌の患者だったけど、本人はもちろん、あの頃は医者も看護師も外来でも病棟でもマスクしてる人なんていなかったから、主治医の先生の顔もよく覚えてる。
2022年の2月、こんなふうに思ってた。
あれから3年経って、世の中はなんとなく元に戻ったような顔してるけど、「ぜったい死んだらあかんのやで!!!」という圧は以前よりずっと強くなった気がする。
「15分経つとね、アラームが鳴って、看護師さんが飛んできて追い出されるんだよ」
2025年。90代のお母さんのお見舞いに行った友だちの話を聞いて言葉がなかった。
もしいま父が病院で最後の日々を過ごしていて、他の誰かが死んだら困るので会いに来ないでくださいと言われたら、どうしてただろう?
くそくらえだ、ばか。
相変わらずそんなふうなので、わたしはフフフには程遠いよ、おとうさん。
でも、そんなわたしを見て、父はきっとほくそ笑んでると思うので、2月22日はやっぱりフフフの日でいいと思うんです。