七夕3D


かれこれ40年以上東京に住んでるのに、乗り換えトラップにハマって、
羽田空港を目指したはずが気づいたら横浜、というありえない展開で始まった旅。
京浜急行おそるべし。

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翌朝は広島駅でバッグの中にコーヒー大流出、
浜松衣装含めお洋服が全部茶色くなるという大惨事もあり。

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この他にも語れば長い、旅のエピソード満載の広島・浜松シリーズでした。

幸い飛行機も遅れてセーフでたどり着いた羽田で、
関東甲信梅雨明けの一報を聞きつつ、
2年ぶりに降り立った広島は、蒸し風呂のような湿気に時々小雨の落ちる重たい曇り空。
前回は真冬の2月だったけど、
たぶん、
私はこの広島の独特な湿り気が肌に合うんだよな、と思った。
その熱は火ではなく、蒸気に似ていて、だから天気や季節に関係なく、
街も人も熱っぽいのに、いつもどこかしっとりと濡れている。
中心を大きな川が悠然と横切ってる感じも好き。
何の縁もないのに、なつかしい、広島。
楽座、満員御礼。
再会あり、出会いあり、
待っていてくれた皆さん、あちこちから駆けつけてくれた皆さん、ありがとう。
終演後は穴子のお刺身に悶絶し、竹原市の酒「龍勢」に恋をし、夜は更け。
楽座の石澤さんご夫妻、いつもあたたかいもてなしに感謝でいっぱいです。
また、甘えに行きますね。

浜松、という土地は、東京から近いこともあって、
ラジオとか、キャンペーンとか、訪れた回数は結構多いのだが、
きちんとライブをやるのは初めて、という不思議な土地。
そう、最後の晩餐は「鰻」に決めている私にとって、
浜松は長いこと、これ、でしたの。実写でどうぞ。

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うな茶、サイコー

どんより曇っていた広島から、東に向かうにつれて雲が切れ始め、
浜松は快晴、夏の陽射し。
初めてお世話になった窓枠カフェAOZORA。
名前の通り、カーテンを下ろしても光の射し込む会場で、
夕暮れと同時進行の浜松初ライブ。
折しも七夕。
夏が来た!とか、恋人たちが会えてよかった!みたいな歌がひとつもない私(笑)

ひとりで、頭の中で歌を考えていたりすると、
時々何もかもがしらじらしくてやりきれなくなる時がある。
しょーもないよ、しょーがないよ、薄っぺらいよ、どうせわかってるよ、みたいな。
それはたぶん、そういう時歌は2Dだからなんだなあ、と、ライブをやるとわかる。
歌は、書いて、声にして歌って、さらにそれを聴いてくれる人がいて、
はじめて3D、立体になり、歩いたり走ったり飛んだりする。
しらじらしくても、カッコ悪くても、多少つじつま合わなくても、
行動という手触りは伝わるものなのだ。
願いごとは、七夕の短冊に書くだけじゃ駄目で、
それを立体にするために、惜しまずに動かなきゃいけないんだよなと、
終演後ようやく暮れ切った浜松の街で、
生ビールと餃子をひっかけて新幹線に飛び乗り、
さすがにぎしぎし言い始めた体に、静岡県に敬意を表して焼酎緑茶割りを放り込みながら、
窓の外を流れる夜にステージの記憶を重ねつつ、思った。

上嶋さん始め、窓枠スタッフの皆さん、力になってくださったK-MIX久保田さん、
ありがとうございました。
そして、「浜松に来てくれてありがとう」と言ってくれた浜松の皆さん、ありがとう。
遠くから駆けつけてくれた初浜松の皆さん、ありがとう。

11本のツアーが、もう8本終わってしまった、ということに驚愕しつつ。
しばし息を整えたら、次は27日、ピンポイントの名古屋です。

篠原美也子tour2013夏「青をひとつ、あなたのもとへ」

7/6(土)広島 楽座
01. 風の背中
02. 青
03. M78
04. flower
05. 一輪
06. イノセンス
07. 誰の様でもなく
08. 満月
09. 秒針のビート
10. 願わくば
E.C 01. 名前の無い週末
E.C 02. ひとり

7/7(日)浜松 窓枠カフェAOZORA
01. Dear
02. ありふれたグレイ
03. 星に願いを
04. M78
05. Time will tell
06. LIKE 17
07. 誰の様でもなく
08. 光
09. Wing with Wind
10. 葉桜
E.C 01. 満月
E.C 02. ひとり

家にたどり着いて、
荷物をほどきながら、テニスウィンブルドン男子決勝をちらちら観戦。
アンディ・マレーが、地元イギリスの選手として77年ぶりの優勝。
いつも惜しいところまで行きながら、
自滅気味にコケて悔しくて死にそうになってるマレーを長いこと見て来たので、
やっと報われた姿を見て、うれしくて、じんとした。
もし、マレーと話が出来たら、
「日本では7月7日は七夕って言って、
いちねんにいちど、願いごとが叶ったり、願いごとをしたりする日なんだよ。
だから私は今日会いたかった人たちと会えたし、
あなたはついにウィンブルドンチャンピオンになれたんだと思うよ」
って、言ってやるのになあ、とか、思った。

うじうじ考えたり、紙に書いただけじゃ、スポーツにならない。
歌もそうだ。
人間だって、そうだ。
走ってこそ、歌ってこそ、
生きてこそ。

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14件のコメント

  1. 東京は昨日の夕方も激雨だったとか。浜松はおだやかな夕暮れだったなと思い出しつつ。
    ツアーは夏に突入。太陽と競争するような歌を届けますとも。

  2. 青・夏、快晴の浜松。
    8公演目にしてやっと参戦できました。
    20周年記念ツアー、企画、実行、地方組(?)としては本当に本当に感謝です。
    ありがとうございます!

    初ライブな地、浜松、
    終演まで明るい会場も貴重な体験。
    MCでの「簡単じゃなかった20年」の下りに、
    何故か「うるうる」してました、いろんな事を思い出しながら。

    ああ、やっぱり参加して良かったなー、
    そんな一日とこれからの日々の糧になりました、
    「残りのツアー3箇所」って書くと失礼になってしまうけれど、
    「旅、は続く~♪」
    はりきっておねがいします!遠くにも、いつか行って見たいなー!

    >なぜか20年がかりとなってしまった浜松ライブ、駆けつけてくれてありがとう〜
    いつか、歌と一緒に旅をしてね。 篠

  3. (長くなりますのであしからず)

     正直言えばもう何時からライブに行けていなかったのかわからない。毎日の通勤中も車内で篠原美也子を聴いているし、その中にはいつだったかのライブの音源のCD2枚組の奴もあるので、私にとってライブには行けていなくても、篠原美也子の歌はもはや日常で聴かない日はなかったから。だから半分冗談、半分本気で、『自分の持ち場を全うすることも美也子さんへの応援だし恩返しだ』と言い続けていた。

     でもさすがに今回、何でもないただいつも通りの、だけど何度もないたった一度だけの節目の年に、東京は遠くて諦めたけど、隣の県に美也子さんが来るのであれば、これはやはり何としても行きたいと、望んでしまった。仕事は休めるのか?嫁は置いていくのか?問題は山積みだったけど、仕事は何とか都合がついた。職場のみんなにはちょっと無理を言ってしまった。嫁は美也子さんの大ファンというわけではない。けれど自分を今まで20年支えてくれた(そしてこれからも支えてくれる)歌を歌う人をどうしても見せたかったので思い切って誘ってみたらあっさりOKがでた。

     広島会場の前で、明らかに篠原美也子ファンが集まっているのを見つけた時のドキドキ感。久しぶり過ぎて失礼ながら顔がわからなかった人、ツイッターではお世話になりながら初めて会う人…美也子さんの歌が縁で出会えたたくさんの心達に感謝を。

     ライブは2時間があっという間だった。色んなことを思い出す。書き始めるときりがないが、おそらく美也子さんがどうしても伝えたかった何かについて。岡山県民は…と括るのはよくないが、少なくともこの岡山県民はあの震災の時、情報として大変なことは知っていても実感としてわかってはいなかった。それでもM78~flower~一輪の流れに、涙が出た。横にいる嫁がある日突然いなくなったらと想像したら、涙が出た。311に大勢の人が現実にそんな思いに打ちひしがれたのだと思うと涙が出た。それをどこか物語のように感じていた当時の自分にも涙が出た。人として大切な想いを呼び覚ましてくれてありがとう。

     ライブ後の署名会。今回はらいーるではなく、本名で、嫁の名前を一緒に入れていただいた。下の名前だけ告げたのに『○○君ね』と名字を読んでくれたことに胸がいっぱいになり、ほとんど言葉を交わせずお土産を渡すのが精いっぱいだった。改めて、ありがとう、ありがとう。

     20年前に篠原美也子に出会ってしまったせいで、私は今、ちゃんと幸せです。旅の続きの無事を祈ります。

    >ようやくお会い出来てよかったです。次回も果敢に参戦してね。お嫁さまにもどうぞよろしく。 篠

  4. 蒸し風呂のような広島と、炎天下の浜松。今年ほど梅雨の終わりと夏の始まりを実感したことはありませんでした。

    しかし「ぢとぢと」にも、「かんかん」にも、美也子さんの歌は効きますねえ。
    歌い方に違いがあるわけでもなひのに、湿気を忘れさせてくれ、日差しを和らげてくれます。
    何かを足す、といふのではなく、周りの何か余分なものを消していってくれる感じ…。
    広島浜松ではそれをとても強く実感いたしました。

    ありがたふござひます。

    唯一の心残りは「クロコダイル・バーガー」を食べられなかったことです…。

    >季節の変わり目に立ち会う旅になりましたね。忘れ難いなあ。
    私もワニバーガーに心を残しつつ(笑)次回の楽しみといたしましょう。 篠

  5. 横浜事件につづいてコーヒー事件があったのですね
    旅の楽しさ満喫です
    美也子さんの歌にひっかかったこと
    みんな幸せですよ
    何せ出無精ですからこんなにいろいろな町に行けてよかった
    また会いに行きます

    >旅のハプニングは尽きることなく、20年分楽しんでる感じです(笑)
    またどこかの街でお会いしましょう。 篠

  6. 浜松、お疲れさまでした。
    素敵な時間をありがとうございました。

    個人的には20年間の想いを自分でちゃんと篠原さんにお伝えできてよかった。
    ファーストアルバムへのサインもありがとうございました。
    20枚目のアルバムも無事購入できましたので、これからは一緒に大切にします。

    わたしも生涯忘れられない七夕の日になりました。

    周りにいた方々も初対面なのにやさしくしてくれてうれしかったです。
    また皆さんにもお会いしたい。
    名古屋も行きたいなーと思っています。

    >ちょっと傷がついて古ぼけたファーストアルバムのCDケース。ほんとうにうれしかったです。
    大切に歌をつないでくださってありがとう。名古屋でもお会い出来るといいな! 篠

  7. 振り子のような移動が修行に思えた2日間、美也子さんもお疲れさまでした。
    旅が折り返しても、行く先々で素敵な出会いに満ちて、そんな縁をつないでくださったことにとても感謝しています。

    うな茶MCですっかりその気になって鰻屋に押しかけた帰り道。
    …美也子さんの経済効果、ピンポイントですごいですよ!鰻屋からマージンもらえるかも(笑)。

    次は私のホーム、名古屋で猛暑とともにお待ちしております!

    >西へ、東へ、一緒に旅をしてくれてありがとう!うな茶、うまいっしょー
    猛暑の名古屋、心して伺います。 篠

  8. 広島駅から路面電車で向かう車中、だれの眼も引かずにはいられない美麗に着飾った
    おねーさん?御嬢さんが一人用の席に腰かけていたのだけれど、
    携帯を触ることはせず、ずっと窓をにらんでいたのです。

    そこに、20代前半でしょうか?
    その女性とほぼ同じ年代とおぼしき臨月近いおかあさんが
    頼りなさそうに寄り添うダンナと、かあちゃんかあちゃんと付きまとう二歳くらいの坊主と
    乗り込んできました。
    わたしは混んでいたこともあり立っていたので、譲ろうにも譲れなかったのですが、
    暑さにマイっているのが傍目にもわかるほどで、脇に座っているおねーさんが
    替わってくれるといいのだが、と眺めていたのですが、ずっと窓を睨むばかり。
    カーブでよろめいて倒れそうになったのを見かねた遠くの男性が、
    声をかけやっと席につけたのでした。

    ライブ開始前、
    混み合う後方の席しかなく、座った二十代前半?の女性を気遣い
    自身の最前列の席と替わろうか?と声をかける仲間の方?や、
    座高で見えずらいでしょうと、前後を交代していた男性の姿を見て
    篠原さんの歌に魅入られた皆は、どっか【浮世離れ】してるなあ、と
    とてもうれしく、あったかいこころもちでした。

    ライブが終わって、地上に戻ると、あれ、空がまだ少し明るい!

    もったいないような満たされた感情のまま、
    ライトアップされた広島城をずっと眺めていました。

    【祈りの広島】の青、大切にしまっておきます。

    >そんなあたたかさを、あちこちの街に届けられていたらいいな、と思います。
    浮世離れ、バンザイ。ありがとう。 篠

  9. 西へ東へ、右往左往!!の旅お疲れさまでした(^o^)
    20年もファンやってれば、ファンもそれなりに高齢化してるというのに、、、。
    仙台~石巻、広島~浜松っていうのは過去最高のなかなかハードな遠征でした(笑)
    もう次の名古屋札幌のチケット発送準備などなどでお忙しいままでしょうか。
    異常な暑さですので身体休めつつビールぐびぐびしつつ、くれぐれもご自愛くださいませ。

    ステージに登場する瞬間、そのステージから退場する瞬間。
    どこの会場でも美也子さんの表情がひときわ綺麗に見える瞬間。
    歌声を聴くより先に「いいもん見た~♪」という気になります(笑)

    あえてセットリストを用意せずに各会場へ向かう道中での選曲、いいですよね。
    ライブ後に更新されるブログを読みながらそのライブを思い返す時間もとてもいい時間。
    やっぱこれからも行ける限りは…と欲深増量中です。

    篠原美也子さんステキ~!篠原美也子さんサイコー!篠原美也子さんにかんぱう~!
    …と言い続ける旅もあともう少し(笑)
    無駄に暑いけれど、いい夏になりそうですよ!!

    >まさに右往左往の旅!見届けてくれてありがとう。
    セットリスト当日決定作戦は、結構悩むときもあるけど、その時の移動の車内や窓の外や、
    まるごと刻まれてる感じで、新鮮です。真夏のセットはどんなかな?また次の土地で! 篠

  10. 浜松での単独初ライブ、楽しい時間をありがとうございました。

    地元で美也子さんの生歌を聴ける未来など考えたこともなかったので、
    非常に感慨深いものがありました。
    ツアー日程が発表されたときにどうして浜松?と思いましたが、
    K-MIXつながりと聞いて、静岡県民的に納得できました。
    長岡さんのいる仙台をいつもうらやましく見ていましたが、
    当地にも縁のある方がいらっしゃったことに感謝。

    当日のトークをまとめると、
    ライブハウスは迷う余地もない駅前にあり、
    その道すがら、衣装の調達も、うな茶でのパワーチャージもでき、
    しかも、帰りは油断して寝過ごしても東京止まりという、
    わが浜松は、美也子さんのライブ好適地であると勝手に確信しました。

    またのお越しを本当に本当に心よりお待ちしております。

    >立地も食文化もサイコー、というわけで、浜松侮り難し(笑)
    また行っちゃいます。また会いに来てね。 篠

  11. 前回の広島は高速千円だったので、
    友人と宮崎から車で行ったのですが
    その頃はまだファン仲間と交流もなく、
    観光とライブを見て帰ってきました。

    今回は新幹線で一人旅。
    でも、現地で沢山の仲間が笑顔で待っていてくれました。

    この数年でファンの方達と親しくなれて
    お陰様でライブに行く楽しみが増えました。
    その喜びをかみしめながら
    今年は前回とは違う広島を
    満喫させて頂きました。

    浜松は参加できなかったけど、
    十分、私の心は満たされて
    宮崎へと帰って来ました。

    広島で最後だと思っていたツアーの旅。
    でもやっぱりどうしても名古屋までご一緒させて下さい。
    次の名古屋も、宮崎から心を届けに行きます!!

    美也子さんも、暑さにバテず
    ツアー最後まで全力で頑張って下さいね!!!!

    >宮崎からの参戦、ありがとう。行く先々で歌はいつでも待ってるけど、人が待ってる旅はまた格別ですね〜
    名古屋も来ちゃうのね(笑)心よりお待ちしてます! 篠

  12. 20周年おめでとうございます。

    歌を届けることを諦めないでくれて本当にありがとう。

    広島に前回来てくれてからの2年間で、環境が大きく変わり、
    家族が増え、震災が起こり、世の中の価値観が変わっても、
    それでも大切なものは変わらない。

    もしも明日世界が終わると知っていても
    花を植えよう 約束しよう
    愛を告げよう

    ほんの一握りの人にしか伝わらなくても、
    どんな時でも、唄い続けて欲しい。

    替え歌にしたり、不謹慎だと思うような奴は
    最初から唄うべきじゃないと思う。

    胸を張って唄って欲しい。
    だって歌唄いなんだから。

    少なくともあの会場にいた人達には伝わっていると思います。

    日本一の清流から作られたお酒をひとつ、あなたのもとへ

    「歌は後で唄うから」と横浜事件を語ること15分

    篠原美也子の20年に乾杯!!

    >正直、時々あきらめそうになるし、もう届かないのかなあ、みたいな気分の時もあります。
    簡単ではない「伝えたい」という気持ち、支えてくれたのはやっぱり「伝わったよ!」という言葉だったなあと思う。
    ありがとう、カンパイ! 篠

  13. 美也子さん、20周年ツアー、お疲れ様です。
    美也子さんの考え抜かれた各地のセットリストにガツンとやられながら、各地の美味しいものをガツンと食させてもらってます。

    エリア的には、名古屋-浜松なのを、広島-浜松、2週間のインターバルの後名古屋としたのは、ひつまぶし→うな茶(うなぎ茶漬け)としたくなかったからですね(笑) わかります、その気持ち。。
    新しいお洋服が欲しかったコーヒー事変。わかります、その気持ち。。(笑) 次は、新しいミュールですかね!?

    名古屋の翌週、札幌なので、この名古屋の入り方、過ごし方、飲食の仕方に気をつけながら、ガツンと行きましょう!

    >さて、次の旅の現地調達品は何にしよう?(笑)
    名古屋・札幌、ツアー最後のひと山。お互いに楽しみ尽くしましょう! 篠

  14. 前回、十数年ぶりの地元広島公演だからこその特別な思いを抱きつつ、
    家庭の事情により行けず、旦那から申し訳ないと頭を下げられ、
    今回も同じ状況で、もうこのままチャンスはないのかと諦めていた矢先、
    前日になって奇跡が起こった。

    美也子さんのライブを見るのは8年前の大阪百歌。
    あの頃はまだ身軽で、遠征もよくしていたのだけど、
    すっかりご無沙汰している間に、3人の子を授かり、
    あの時、お腹にいた長子は小学2年生。

    ここ数年の新譜は入手しておらず、
    きっと、知らない曲ばかりなんじゃないかと思っていたら、
    初めて聴いた曲はほんの僅かで、
    篠原美也子の曲達は、お初だろうが長い付き合いだろうが、
    どれだけの時間を離れていようとも、
    そこにちゃんと変わらずいてくれた事を、
    この目でこの耳で、ちゃんと確認出来た事に達成感と満足感。

    同伴した旦那は、
    普段、布教活動を一切してなかったので美也子さんの曲には全く免疫がなく、
    ライブはおろか、弾き語りスタイルにも慣れておらず、
    きっと退屈に思ってるんじゃないかとの予想を覆し、
    私同様にとても満足していたのが大きな収穫。

    「次にいつ会えるという約束はできないけれど・・・」

    10年ほど前の仙台での美也子さんの言葉がずっと私の中にある。
    その通りに、今回のような奇跡が起きた訳で。
    私の中には、ちゃんと篠原美也子の音楽があって、
    美也子さんの生存確認がこうして出来る事が、
    私の応援スタイルであり、
    美也子さんもきっとそれを喜んでくれてると信じ、
    今日も、広島空港へ着陸体制に入った飛行機たちを見上げながら、
    1時間に1本しか停車しない素通りの新幹線を横目に見つつ、
    今更だけど、これはもしや恋なんじゃないかと気付いてしまった(笑)

    >環境も風景も変わって、たくさん無理を超えて、それでも会いに来てくれるなんて、ええ恋です、恋ですとも。
    神さま、奇跡をありがとう。約束出来ないけど、また会いたいなあって心から思ってます。 篠

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