だましだまし使ってたテフロンのフライパンがついに限界になったこともあり、
まだツアー中だけど、残り3本頑張るぞ、の思いを込めて、
ずっと欲しかった南部鉄器のフライパンを買った。
重い!蓋をしたら両手でも持ち上がらないくらい。
洗う時は洗剤使っちゃ駄目。亀の子タワシでごしごし洗う。
布巾で水気を拭いて、しばらく使わないときは油を塗って。
ちゃんと構ってやらないと、錆びる、という抗議行動を起こすらしい。
でも、大事に世話をすれば、長く長く使えるんだって。
鉄鍋のお料理はおいしいし、体にもいいし。
届いたダンボール箱から出して、
何はともあれまずは、その美しさに圧倒された。
素っ気なくて、むき出しで、でも本物の洗練はやっぱ迫力が違う。
たじたじっとしつつ、大事にしたい気持ちでいっぱいになった。
扱いづらくて、構ってやらなきゃいけなくて、手間ひまかかるけど、
丁寧に付き合えば一生でも付き合える。
人と人もそうだな、音楽もそういうのがいいな。
ま、
単純に、すごく気に入って、浮かれポンチになってるだけなんですけどね(笑)