1年前、ダンナの転勤でロンドンに行っちゃったママ友が一時帰国して、
居酒屋ミヤコにご来店ということになり、
朝から張り切ってランチ宴会の準備。
たこめし。
石野田奈津代も絶賛の肉団子スープ。
エビとにんにくをオリーブオイルでがーっと炒めて塩こしょうして、
最後にレモンをびゅーっとしぼるだけ。うまいのだー
などなど。
そしてヱビスビールで乾杯。シアワセ。
彼女はお料理が上手で、
あたしはいつもひな鳥みたいな気持ちで、
彼女のごはんを食べるのが大好きだった。
あり合わせでも手間を惜しまず、気持ちがこもっていて、
お鍋のふたをぱっと開けた時のあたたかさは、
そのまま彼女のあたたかさだった。
シアワセは、食卓にある。
彼女のごはんを食べるたびに、いつもそう思った。
遠くに行っちゃって淋しいけど、
食卓で生まれた信頼と愛情があるから大丈夫!
なんて勝手に思ってる。
頑張って仕事して、
彼女がいるうちにロンドンを訪ねて、
ウインブルドンでテニス見るぞ!
というのが、ささやかな夢であります。