昨日、421。
篠原美也子というややこしい歌い手が世に出て、22年となりました。
FC東京武藤選手が生まれた頃、私はデビューしたんだなあと思うと、
なんとも気が遠くなりますが(笑)
そして今日は422。
この歌を初めて歌ったのが00年4月22日。
タイトルが決まってなかったので、暫定的に日付をつけたんだけど、
はからずもデビューの記念日翌日。
その日のライブをきっかけにあたらしいフィールドでの活動が始まり、
ああ、あたらしい出発の日だったんだということでそのまま正式タイトルに。
あの日からですら、もう15年か!
私はいまも、好きなものを好きって、嫌なことは嫌って、
ちゃんと言えてるかな。
それでダメになることを、恐れていないかな。
好きなものも嫌なこともあるけど、
それを発信することに臆病になったな、と思う。
発信することが商売なので、それではいけないんだけど。
私は何を恐れているんだろう。
限界を受け入れたり、甘んじることに慣れてしまったり、
そうやってだんだんいろんなことがなだらかになっていって、
それは人としては自然な姿なのかもしれないけど。
ー誰かが言ってたぜ 俺は人間として自然に生きてるんだと
自然に生きてるってわかるなんて なんて不自然なんだろう
拓郎さんの古い歌を急に思い出したりして。
カマキリは、たとえトラック相手でも、
あの細い鎌を振り上げて戦おうとするそうだ。
蟷螂の斧、ということわざは、その姿から来ている。
私のへなちょこの鎌では、勝てないかもしれないけど、
戦う姿はまだ見せたいと思っています。