去年の秋、千田善さんが息子にプレゼントしてくださった本。
角田光代さんの翻訳を、ご当地に詳しい千田さんがお手伝いされたというわけで。
この本をきっかけに、
「子どもの戦争博物館」を作ろうという計画が立てられ、
支援を呼びかけるために来日した、
著者のヤスミンコさんを迎えてのチャリティイベントに、
ゆうべ息子を連れて参加してきた。
終了後、ご本にサインをいただき、
片言の英語で、たぶん和訳すると、
「ああああの、い、い、いつかボスニアに、行きたい、で、です」
と言った息子に、ヤスミンコさんはにっこり笑って、
「ぜひ!その時は電話して!」
と、名刺をくださった。
超緊張した!とへとへとになった息子。
家に帰って、机のデスクマットに、
いただいた名刺を大事にはさんでいた。
ヤスミンコさん、ありがとう。
甲斐性ない親なので(笑)あちこち遊びに連れてったり、
海外旅行なんてとても簡単に言えないけど、
ちょっと不思議なひとたちと会えるよ、と、
ちょっと恩を売ってみるわけで(笑)
アメリカ行きたいとか、ハワイに行きたい(私も行きたい)もいいけど、
ボスニア行きたいって言うちゅういちはあんまりいないかもね。
それはちょっと、いい夢かもね、なんて、
ちいさく思うわけで。
「子どもの戦争博物館」が出来たら、行ってみたいね!と、
帰り道息子と話した。
I want to go to Bosnia,someday.
いつか、行っといでー!って送り出せたらいいな。
でもそのためには、お前英語くらいしゃべれないと無理だよ、と、
とりあえずヤスミンコさんをダシに、
べんきょうせえという話にまんまと落としたわけで(笑)
同じく参加されていた宇都宮徹壱ご夫妻、上野直彦さんと、
かる〜くね!今日はかる〜くね!と言いながら、
帰りに一杯飲んだのも楽しかったわけで。
「ぼくたちは戦場で育った」「子どもの戦争博物館」については、
ぜひこちらをご覧くださいませ。
https://www.facebook.com/SenjoNoKodomotachi
そして、外は春の強い風吹いて。
424ワンマン、明日3/19より一般発売開始です。
https://www.room493.com/archives/4076