体ひとつ。でもその体をフル稼働して表現すること。
そのくるしさ、美しさ。
シンクロチーム銅メダル、めでたい。
いまどき流行らないはずの超スパルタで、
3大会ぶりに日本にメダルをもたらした井村コーチ。
スポーツナビの試合後インタビューを読んで、
いちいち頷きながら、でもぐさぐさ刺さる言葉の連続で、
自分が叱られてるみたいな気持ちになった。
私は、本当に強いシンガーソングライターのハートを持って、
自分で自分を追い込む厳しさを持っている、かな。
選手たちが口々に、
「あんなにしんどい練習たくさんしてきたんだから、
絶対大丈夫と思って演技した」
と言っていた。
「地獄のような」って言ってた選手もいたな(笑)
あれ、どっかで聞いたことがあるぞ、と思ったら、
去年のラグビーワールドカップの時。
あの時も日本代表の合言葉は「世界一のハードワーク」だった。
厳しさ、が難しい時代。ハングリー、なんて死語だけど、
時に理不尽だったり、ほとんど危険だったりしながら、
そこを死ぬ気で乗り越えた人だけがたどり着ける場所があるよな、と思う。
スポーツに限らず、あちこち敷居下げ過ぎじゃないのって思うこと多いから、
ハードワークがちゃんと報われた人を見るのはうれしい。
私も、ついでに夏休みでゆるゆるのちゅうに息子も、
井村コーチにクソミソ言われながらしごかれたほうがいいかもなあ。
でも、甘ったれんな、って言われそ。
「私とやったってメダルは取れないと。
私と一緒にやって、私に付いてきてじゃなくて、あなた方が何をするかなんですと。
そこがなかなか甘いんですよ」
ぎくっ、どきっ、ぐさっ。
女子レスリングは6階級でメダル5個。お見事。
吉田選手は残念でした。
気持ちは察するけど、個人的にはぐっとこらえて欲しかったな、
というのが正直なところ。
バドミントンの女の子は、いつもなにやら楚々とした風情で、
でも黙々と強くて素敵。
男子レスリングの樋口選手は甘いもの王子なのね(笑)
野菜なんか食べなくてもメダリストになれるよ、というメッセージ、
金メダルより子どもたちのヒーローになれると思うな。
銅メダルは50キロ歩いたあとさらにジェットコースターの果てにあった。
競歩荒井選手、おつかれさま×おつかれさまでした。
子どもの運動会でもリレーはやっぱ最終種目で、
なんとしても盛り上がっちゃうんだよね。
400mリレー、日本チーム銀メダル!カッコよかったなあ。
あとでリピート放送見て、実況解説が絶叫になってたのを知る。
LIVEでは自分が絶叫応援だったので聞こえなかったのよね(笑)
さよなら、ボルト。
大きくて、速くて、やさしくて、
神さまの渾身の作品だな。ありがとう、おつかれさまでした。
で、
新体操リボン4本投げに驚愕し、
トライアスロン上田選手の悔し涙にもらい泣きし、
サッカー3決はナイジェリア勝ちそう。なんなの、このチーム(笑)
ああ、終わっちゃう、なあ。
で、で、
924京都、925名古屋、
オリンピックの胸熱もろとも、歌に託す旅。
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