出会いも別れも風が運んだ


NACK5 Live Connection vol.2 ~夏の香り~。
うひゃー楽しい夜でした。

100712

拝郷メイコちゃんが撮ってくれたご機嫌ショット。
思い切り歌って、いい出会いがあって、
生ビールがうまくて。
打ち上げまでサイコーのイベントでした。
集合写真も撮ったけど、
あたしの携帯カメラ例によって近眼で。

荒れた天気の中、来てくれた皆さん、ありがとう。
歌いっぱなしの週末が、ついに終了。
緊張の糸がふっつり切れて、ただの駄目なヤツになってます。

落ち目の女優小夏と付き合ってたスターの銀ちゃんは、
小夏の妊娠を知ると、
子飼いの大部屋俳優ヤスに小夏を押しつける。
銀ちゃんのために必死に尽くすヤスにほだされて、
子どもとこのひとと生きて行こうと決心する小夏。
やがて大切なものに気付いた銀ちゃんに、
戻ってこいと口説かれた小夏は泣きながらこう言う。

だって銀ちゃん、いつも一緒にいてくれないじゃない。
女はね、いつも一緒にいてくれるひとじゃなきゃダメなの。
銀ちゃん、一緒にいてくれないじゃない。

高校2年の時観た「蒲田行進曲」は、
あたしにとって永遠に最高のラブストーリーで、
エッセイ集「いつも心に太陽を」や「傷つくことだけ上手になって」 は、
のちのシノハラミヤコの根となった。
何回も観に行った平栗あつみさん主演の「幕末純情伝」、
「寝取られ宗介」も「青春かけおち編」も「二代目はクリスチャン」も、
「広島に原爆を落とす日」も「銀ちゃんが、ゆく」も大好きだった。

在日2世で、ペンネームの由来は、
「いつか公平」だと、どこかで読んだ記憶がある。
重たい風が、訃報を運んだ。
さよなら、つかこうへいさん。