あけましておめでとうございます。
たぶん1年前は、おお25周年イヤー、ホントに来ちゃったんだなあって言ってたなあ。
いろんなことはちゃんと来て、ちゃんと過ぎていく。
びっくりするくらいに。
大晦日、日付が変わったあとは、
毎年恒例ライブストリーミングroom493神社にて新年のご挨拶。
トラブル続きで、最初はツイキャスラジオからスタートするという、
相変わらずの出遅れっぷり。
お付き合いくださった皆さん、ありがとう。来年もやれるといいな。
次回からはこまめに点呼するので(見た人はわかる)。
元旦はダンナ実家からスタート。
結婚して以来、ダンナ実家での私のミッションはじいじと飲むこと。
ばあばは下戸、ダンナはもともとあんまり飲まないし車だし、
よし!そっち方面はおれに任せろ!ということで、
遊びに行く時はファンの方からいただいた中から美味そうなのを1本ぶらさげて、
皿一枚洗ったことなく、ひたすら食べて飲むだけのありがたい嫁ライフ。
でも日頃サビシクひとり酒のじいじはいつも喜んでくれてるので、
ま、これも孝行のうちかなーなんて思ってたけど、
もうすぐ退位の天皇陛下と同い年のじいじ、さすがにあちこちガタがきてて、
今年はちょびっとカンパイしただけで、あとは私ひとりで酔っ払ってた。
あったかくなったら、なんか美味しいもの食べに行こうね、と約束した。
行こうね。何食べようか。
私いくらでもカンパイするから、きっと行こうね。
翌日は、私の実家ばあさんと妹夫婦と一緒に、
篠原家基本の正月、近場温泉へGO。
息子が中学生になってなんだかんだ忙しくなり、
父の体調がいまいちだったこともあって、ここ数年はお休み。
去年はついに父が亡くなって初めてのお正月で、
妹のウチに集まって「去年はおとうさん、いたねえ」と言いながら。
ひとりになって、めそめそしたりしょんぼりしたりも多いばあさん。
「去年は全然そういう気持ちにならなかったんだけど」
今年は行こう!と言い出して、久しぶりの一泊二日。
お天気にも恵まれて、楽しい旅でありました。
昔はとにかく、飲まない妹を除く父と母と私で、
風呂→飲む→風呂→飲む、のくり返し、
新陳代謝の限界に挑戦、的な罰ゲームみたいな正月。
(詳しくは「スポーツに恋して」133ページ”オンリーワン、ナンバーワン”参照)
宿もまだ持ち込みとかうるさい時代だったから、
意地汚い酒飲みはカバンの奥に缶ビールとか日本酒の瓶とか突っ込んで、
部屋に行ってから見つからないように窓の外に並べて、
(外が寒いから冷蔵庫より冷える)
夕飯の時ガンガン飲みながら、中居さんが襖を開ける音がすると、
「隠せ!隠せ!」とテーブルの下に入れたり、どてらをかぶせたり、
いま思うとそんなたわいないことをわりと真剣に楽しんでた。
カモフラージュに、いちおうビール1本、お酒1本くらい頼んだりして。
私と母はケチんぼだからな。
父は鷹揚な人だったので、大広間の朝ごはんの時とかは、
いいじゃんいいじゃんとビールやお酒を頼んでた。
母はまだすこしは飲むけど、さすがに80の坂を越えて、
往年の勢いには程遠く。
持参の大吟醸をちびちびやりながら、
みんなでとんねるずのスポーツ王を見て大笑いののち、おとなしくお布団へ。
私もすぐ眠くなっちゃうんだけど、
あちこちで飲み相手がいなくなるの、サビシイなあ。
息子が早く追いついてくれないかしら。
温泉好きで今回も喜んで付き合ってくれた16歳。
もうすぐ一緒に飲めるかな、それまで私もがんばろ。
今年最初に読んだ本。
普段こういう本はあまり読まないんだけど、
ワールドカップイヤーだし、もう大丈夫だろうと思って買ってみた。
まだ、全然、さよならが言えなかった。
「しゃああらへんわね(仕方ないですよ)」
病気がわかった時、平尾さんはそう言ったそうだ。
私もそんなふうでいたいな。
理不尽におおらかでありたいな、と、2019年のスタートに思ったこと、
忘れないで行きたい。