息子の本を返して新しいのを借りるだけのつもりが、
やっぱり自分のも借りてしまった。読みかけもあるのに。
タイトルとカバーの美しさにひかれて。
もう1冊、
ずっと読みたかったコーマック・マッカーシーの「ザ・ロード」も。
肩こりしなくて、
マッサージはくすぐったくて苦手なあたしにとって、
ライブ後のケアは活字、というわけで、
午前中、ちょっとゆっくり図書館で過ごした。
背を眺めて、気になるタイトルや素敵な装幀のものを手にとって、
ぱらぱらめくって、戻して、また違うのを手にとって。
近い将来、こういうことは、
贅沢な記憶として思い出すことになるのかなあと思いつつ。
あたしがオールナイトニッポンというラジオをやっていた93年当時は、
まだハガキの時代。
その後あっという間にメールの時代になって、
それはそれで両方経験出来てラッキーって思ってるけど、
ハガキを買って、書いて、ポストに入れて、
という手間暇とともに失われたものも確かにある、と思う。
新しい波が来たら来たでそれを楽しむしかない。
でもこういうことってもう2度と戻らないから、
図書館の、ホコリと紙の匂いに満ちた静けさの中で、
なんだかちょっと泣きたくなった。
ビデオ流出事件について。
特に意見を述べるつもりはないけれど、
犯人とされる人は、ルールを破って勝手なことをしたのだから、
普通に厳重に処罰して欲しいと思います。
議論はなされるべきだけれど、
この件を226事件にしてはいけないと、思います。
ま、もしそうなったら、
女子供の意見なんて屁の突っ張りにもならないと思うけどね。