我が家のテラスから見える桜。
今日は夕方から友だちが来て、プチ花見の予定。
新年度4月に入って、ウチの息子3年生!
早いなあ〜
友だちんちにお泊まりに行ったり、
友だちのおばあちゃんにドラえもん映画に連れてってもらったり、
春休みを満喫中。
地震があったことくらいはたぶん覚えてると思うけど(笑)、
特に変わらず普段通りの毎日。
2011年、8歳の春を、
あとになってどんなふうに思い出すのかなあ。
震災、津波、そして原発事故。
今回のことで、おそらくあたしたちは子どもたちに、
ちょいとやっかいな負債を残してしまうことになる、と思う。
残念ながら、きれいな海や、水や、空気は、
残してあげられないかもしれない。
だったらせめて、うろたえたり騒いだりしない姿を、
記憶に残してあげたいと、あたしは思う。
みんなで力を合わせて、励まし合って、
困ってる人たちのために頑張ったんだよって、
いつか話してあげたい。
そして、
でもホントは結構こわかったんだよお、とこっそり打ち明けたい。
もともと世界はきれいなものだけで出来ていないし、
いい人ばっかいるわけじゃない。
リスク、ということで言えば、
交通事故だって通り魔だって病気だって、
今までも、これからも、ある。
だからと言って家に閉じ込めて育てるわけにいかないのが、子ども。
確率は等しくイーヴンで、
あとはそれぞれの運の強さに賭けるしかない。
たくさん勉強して、
あっとびっくりなステキなものをたくさん作って、
みんなで工夫して、知恵を絞って、勇気を持って、
前を向いて生きて行ってねと、ただ、願う。
生まれた時代を嘆いたりせず、
そこに居合わせた意味を力に変えてねと、願う。
自分のことより、困ってる人のことを先にやりなさい。
正しいことを話すより、
正しいと思ったことを、黙って行動しなさい。
たったひとつだから、命は大事にして欲しいけど、
ここ一番で自分のことばっか考えて命を惜しむような、
みっともない男には、なるな。
自然には勝てない。
放射能にも勝てない。
でも、心の持ち方ひとつで、絶望には勝てる。
必ず、勝てる。
忘れないで。
進級、おめでとう!