おめでとう、おめでとう


110406

東京都はみんなそうかな?
今日は小学校の入学式。
PTAのお手伝いで学校に行って来た。
校庭の桜はまだ四部咲きだったけど、
陽射しがあたたかい絵に描いたような入学式日和。

キンチョー気味の子どもたちと、
晴れがましさいっぱいの父母たちを見ながら、
女の人のフォーマルって、
オトナもコドモも基本的にシャネルスタイルなのだなあ、と、
カンケーないこと考えつつ(笑)
真っ白な上履き、傷ひとつないランドセル。
よかったね、よかったね、と、
今年は殊更に思った。

でもね、大事なのはかたちじゃないよ。
誰に許されるわけでもなく、時が来たら、咲く。
花も、子どもも。
新しい心を、くり返す春がつなぐんだ。

その退屈さになぜか安心してしまう、
校長先生や来賓の挨拶。
もぞもぞしたり、振り返って親を探したりし始める新1年生。
頑張って勉強して、
汚れたものをもう一回きれいにしたり、
汚れたものからきれいなものを作ったり、
みんなが喜ぶステキな魔法をいっぱい編み出してね、と、
あらためて強く強く思った。
あたしもその魔法見たいけど、
あたしはまあ、間に合わなくてもいいけど(笑)
きみらが大人になった時、
きみらの大事なひとたちが喜ぶ魔法を、
ぜひとも作ってね。
そのために、今の大人は今の大人で踏ん張るよ。
きみらが満開になるために、春は何度だって、くり返すんだよ。

子どもは未来だ。ほんとうに。
おっちょこちょいも、お人好しも、
みんな一緒に生きて行くんだ。

で、
間の悪さ満開のウチの息子は、
嘔吐&腹痛で新年度いきなり欠席ですけどね。