息子が3歳の時、初めて買った自転車。
自転車好きのダンナが張り切って探して買ったんだけど、
サイズ16はまだ大きすぎて、
結局小さいのをもう1台買って、
小学校入って補助輪取れるまでそれに乗って、
その後やっと出番が来たもののあっという間に小さくなり、
先日新しい自転車買ってお役御免。
新しいのはサイズ24!6年生まで乗れるかな。
ウチの小学校のルールは、
2年生までは大人と一緒じゃないと自転車乗っちゃ駄目、
3年生になって交通安全の講習会という行事を経て、
晴れてひとり自転車オッケーというもの。
子どもたちは「免許がもらえる」 と言っている。
夏休み前には講習会があるのかな。
新しい自転車が来て大喜びの息子、うずうずしとります。
交通事故怖いから、自転車禁止、っていう親も、
世の中にはいるかもしれないなあと思う。
3、4人でつるんで自転車でぶわーっと走ってく小学生見て、
うわーこわーと思う時は確かにあるし。
でも、
友だちとぐいぐい走り回って、
ぶつかったり転んだり、ちょっと危ない目にもあったり、
そういう少年の日々の経験なしに大人になった男ってどうなのよ、とも思う。
先回りして危ないことをよけて、
ただ生き長らえたって、楽しくもなんともないじゃん。
明日自分は死なないって言い切れる人はどこにもいない。
命は簡単だけど、
生きるってことはそんなに単純じゃない。
ま、そんな大げさな話でもなく、
ほとんどの子は自転車びゅんびゅんかっ飛ばして、
無事に大人になるけどね。
普段は忘れてるけど、
だからこそ時々、無事のありがたさをしみじみ感じる。
忘れたまんまでいられる日々でありますよう、祈り、願う。
出来ることがすくなくなってきた、守れないことも増えてきた、
そう思う時、
ああ、子ども大きくなってきたんだなあとぼんやり思う。