Everything

思い出してみればどんな時でも
ふと気が付くとあなたのこと考えていた
雨の日も風が窓をたたく夜も
こみあげてくるあなたの面影を抱いて眠ってた

ひとを好きになれば 誰でも同じ
目には見えないものばかりが欲しくなるもの
会いたくて からだがふたつに折れて
声もたてずにひざを見ていた長い夜

もう今は遠い昔のようで
笑ったことも やさしい言葉も
それなのになぜか今がいちばん
あなたのことが 近くに思える

思い出してみれば色んなことは
あなたがそばにいてくれたから出来たみたい
会いたくて からだがふたつに折れる
悔しいけれど 何もかも 何もかもありがとう

きっといつかこんな日が来ることは
出会った時に胸のどこかでわかっていた
ひとを好きになれば 誰でもきっと
心の中が知らないうちに強くなる

もうこれで何も待たなくていい
電話のベルも あなたの言葉も
もうひとりきりで泣かなくていい
帰らぬ恋を夜空に放して
いつものように笑ってみよう
すべてが夢に 思えてくるまで

思い出してみれば うれしいことも
悲しいことも すべてはあなたがいたから
会いたくて からだがふたつに折れる
さよなら そして何もかも 何もかもありがとう