ワザリング・ハイツ

ここはワザリング・ハイツ 今は風に吹かれようとも
ここはワザリング・ハイツ 今は風に吹かれようとも

扉は固く閉ざされたまま 夢はいつまでも夢のまま
いらつくだけじゃ答えは出ない 時の中で踊るだけ
誰かの描いた明日の地図を破り捨てられず迷ってる
頷くだけじゃせつないけれど振りほどく勇気が無い

灼けつくように乾いた胸の中の荒野は日毎夜毎ひび割れてゆくだけ

たどり着くのはいつも思い描いた朝に
どこか似ているけれどまるで別の風景

口をつくのは言い訳ばかり 足をとられて転ぶばかり
つじつま合わせ繰り返しては空回りの言葉だけ

愚かな夢を見たがる胸の中の嵐は日毎夜毎激しく強くなる

口を閉ざして今は風に吹かれるままに
髪をなびかせじっとうつむいているけれど
決して忘れはしない あきらめることもない
息をひそめて胸の奥に隠してゆこう
ここはワザリング・ハイツ 今は風に吹かれようとも
ここはワザリング・ハイツ いつか風に向かう朝まで
ここはワザリング・ハイツ 今は風に吹かれようとも
ここはワザリング・ハイツ 今は風に吹かれようとも

※WUTHERING HEIGHTS=嵐が丘