Boxer

テンカウントが鳴り響いてる
20世紀の頭の上で
腐り始めた街には甘い香り漂う

希望の歌はなんてむなしい
誰もがみんな気付き始めてる
遊び疲れた夜明け あたしはまるで
瀕死のボクサー

ああ生きているとか死んでいるとか
もうどうでもよくて

テンカウントが鳴り響いてる
20世紀の頭の上で
暴かれて行く街では誰もがまるで
瀕死のボクサー

ああ幸せだとか不幸せとか
もう誰もわからない

ただ体が揺れて どうしようもなくて
疲れた拳で明日へのドアを叩いて

ああ生きて行くんだボクサー ふたつの拳で
頼りない未来へ
さあ生きて行くんだボクサー ふたつの拳で
頼りない未来へ 未来へ