誰かをほめることはたやすくて
負けを認めてしまえばもう負けないから
やり過ごして 笑顔で後ずさって
たわいのない話で耳をふさぐ
誰かがあたしを追い越して
そのたびぽつり置き去られて
そんなにいいひとじゃないから
転べと願う夜もある
ひとをうらやむことはくるしくて
その程度の自分だと笑うけど
自分を責めることはたやすくて
駄目と決めてしまえばもう終わりだから
不器用にしか生きられない歯がゆさを
誰かにぶつける勇気さえなくて
うまく立ち回るひとたちが
夢を残らず買い上げて
それでも生きては行けるけど
理由が欲しい夜もある
自分に出来ることをただ懸命に
それさえも言い訳に聞こえてしまうよ
La la la la
誇れるものなどないけれど
それでも日々に嘘はない
そんなに強くなどないから
明日が怖い夜もある
たったひとつ出来ることをただ懸命に
はたちのあの日のように 懸命に
拳を握れ 最後の一瞬まで
La la la la